前田健太が2年連続2桁勝利、7回2安打無失点の快投でチームは破竹の9連勝

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

4回までノーヒット、チェンジアップ生かした投球で相手打線を圧倒

 ドジャース前田健太投手が1日(日本時間2日)、敵地でのブレーブス戦に先発し、7回を2安打1四球6奪三振無失点の快投で今季10勝目(4敗)を挙げた。チェンジアップを駆使した貫禄の投球で、2年連続2桁勝利。チームは破竹の9連勝を飾った。

 ブレーブス打線を寄せ付けなかった。初回2死からフリーマンに四球を与えたが、2回から4回までは3者凡退でノーヒット。5回先頭フラワーズに左翼へ打球を運ばれ、この日の初安打を許したが、その後も安定感は崩れることなく後続3人を打ち取った。6回1死からインシアルテに左前打も二塁を踏ませず。後半戦初となる7回のマウンドを3者凡退に締め、94球(67ストライク)で降板した。

 マウンド上で快投を続ける右腕に刺激されるかのように、打線が効果的に加点。3回にテイラーが先制のタイムリー二塁打を放つと、4回には新人ベリンジャーが29号ソロ。5回には前田の送りバントで二塁へ進んだプイグが、三盗を仕掛けて相手ミスを呼び、3点目を加えた。

 8回には2番手が1点差まで追い上げられたが、何とか逃げ勝って9連勝。前田は今季10勝目(4敗)を手にして、2年連続2桁勝利とした。

 また、先発としては今季2度目の無失点登板で防御率は3.79まで低下。トレードで獲得したダルビッシュ有投手の加入で先発ローテ争いの激化が予想され、前田のスポットも保証されてはいない。シーズンが佳境を迎える中、先発ローテ争いで一歩リードする快投を披露できた。

(Full-Count編集部)

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