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滅多に出ないランニング本塁打、阪神上本が今季初、現役最多は松井稼頭央

8月1日にマツダスタジアムで行われた広島ー阪神戦の7回1死、阪神の上本博紀が広島の中田廉から左中間にランニングホームランを放った。これは両リーグ通じて今季初の記録だった。

楽天茂木は昨年1シーズン2本を記録

 各地の球場が両翼90M、中堅110Mクラスとなった1950年以降は、ランニングホームランはシーズン通じて数本しか出ない、レアな記録になった。

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 1990年代に入ると、日本の球場もMLB並みの両翼100M、中堅120Mに拡張されたが、ランニングホームランは増えていない。外野の守備能力が向上したためと考えられている。

 ランニングホームランの最多記録は、判明している限りでは木塚忠助(南海・近鉄)と杉山悟(中日・国鉄・近鉄)の5本、続いて広瀬淑功(南海)、福本豊(阪急)の4本となっている。ランニングホームラン3本は長嶋茂雄(巨人)など9人が記録しているが、現役では松井稼頭央がその1人だ。長嶋茂雄は新人の1958年、西鉄との日本シリーズでもランニングホームランを打っている。

 ランニングホームランを1シーズンに2本打った選手は11人いるが、現役では楽天の茂木栄五郎がその1人。昨年9月19日のランニングホームランに加え、8月25日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でも、9回1死に中継ぎスアレスからランニングホームランを記録している。

 滅多にお目に掛かれない記録だが、外野に転がるボールを野手が必死の連係でホームへ返球しようとする中、走者は快足を飛ばして1点を記録するためにホームを狙う。野球の原点ともいうべきスリリングな一打だ。

 果たして、今季はもう1本見ることができるだろか。期待したい。

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