3勝目のロッテ・スタンリッジ、「ファームで練習」のチェンジアップも効果的

ロッテ・スタンリッジ【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・スタンリッジ【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

伊東監督も称賛「粘りの投球をしてくれた」

 ペーニャの2アーチにも助けられて、ロッテのスタンリッジが2日の日本ハム戦で今季3勝目を挙げた。

 1日の登板予定がこの日にスライドしたが、7月25日の釧路で7回無失点、今季2勝目をマークしていた相性のいい日本ハム相手に連勝した。6回1/3で112球1失点。「走者を出しながらも粘りの投球をしてくれた。前回、いい形で抑えて、相性の良さも出ていた」と伊東監督。序盤はMAX150キロのストレートで押し、中盤から変化球をうまく織り交ぜて、ハム打線に6回まで得点を与えなかった。

「前回(のハム戦では)1球も投げなかったチェンジアップを10球から12球使った。ファームにいた7、8週間で、(リリースポイントを)一定にする練習をやってきた」という成果が出て、4番DH大谷にはヒットを許さず6回は空振り三振を奪った。

「タイミングがとれておらず、本当の大谷ではないが、投げているのも見るのも、対戦するのも楽しい」と笑えるのも勝った余裕だ。

 お立ち台では長男キャッシュ君から「よかったよ」と言われて、相好を崩していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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