ハムの4番大谷、8戦連続安打 今季初三塁打に栗山監督「やっと上がってきた」

日本ハム・栗山英樹監督【写真:石川加奈子】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:石川加奈子】

左太もも裏の影響を感じさせない走塁「全然大丈夫です」

 日本ハムの大谷翔平投手が5日、本拠地でのオリックス戦に「4番・DH」で先発出場。5打数1安打で連続安打を8試合に伸ばした。チームは4-6で敗れた。

 2打席凡退した後の5回、3番・レアードの逆転2ランの直後に続いた。カウント2-1から山岡のチェンジアップを振り抜くと、打球は右中間フェンスを直撃。二塁ベース手前から加速した大谷は、左太もも裏の影響を感じさせないスピードで右足から滑り込み、三塁を陥れた。

「(バットの)先っぽです」と振り返った今季初の三塁打。足の状態については「全然大丈夫です」と不安はない様子だった。

 7月31日ソフトバンク戦から4試合連続4番で起用した栗山英樹監督は言った。「いろいろ確認したいことが長い間あったが、やっと状態が上がってきた。技術的なものとか結果を出すのはこれから」。打者・大谷のエンジン全開は近い。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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