“ポスト谷元”は誰に? 日ハム吉井投手コーチの厳しくも温かい目

日本ハム・吉井理人投手コーチ【写真:Getty Images】
日本ハム・吉井理人投手コーチ【写真:Getty Images】

宮西がピンチ作り田中豊が被弾、吉井コーチは「あそこにいくのは実力不足」

 日本ハムは5日、本拠地でのオリックス戦で逃げ切りに失敗し、4-6で敗れた。1点リードで迎えた7回に3点を失って逆転負けした。長年ブルペンを支えてきた谷元圭介投手が中日に電撃トレード移籍。そのポジションを誰が担うことになるのか。若手の育成も兼ねた起用が続きそうだ。

 7回頭からマウンドに上ったのは、3日のロッテ戦で通算250ホールドを達成したベテランの宮西尚生投手だった。2死を奪った後に2本の長短打で同点に追いつかれて降板。なおも2死一塁の場面で送り出された田中豊樹は、ロメロに勝ち越し2ランを食らった。初球の真ん中に入った直球だった。

 3日のロッテ戦で今季初ホールドを挙げた田中豊をさらにステップアップさせるための起用だったが、プロ2年目で痛恨の初被弾となった。吉井理人投手コーチは「誰でも緊張する場面。でも、あそこにいくのは実力不足なので、一番気持ちが入った時に失敗しない実力をつけてほしい。宮西や谷元のようにどんな場面でも自分のボールを投げられるように」と話した。

「失敗と成功を繰り返しながら、頭と体に染み込ませてほしい」

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