「空中回転」バックホーム&膝立ち送球 三塁手の驚愕美技連発でファン総立ち
インディアンス25歳の美技にスタンディングオベーション、地元メディアも「これぞメジャー」
インディアンスの25歳の三塁手が、驚異的な美技を1試合に2度も見せ、米国で大きな話題となっている。
コロンビア出身のジオバニー・ウルシェラが輝きを放ったのは、4日(日本時間5日)の本拠地ヤンキース戦だ。まずは4-1と3点リードで迎えた5回。1死一、三塁のピンチでヤンキースの新星C・フレイジャーが高いバウンドのゴロを放つと、三塁線を抜けようかという打球に素早く反応し、ジャンプしてつかみ取った。
ファウルゾーン方向へと体が流れていたが、ウルシェラはなんと再びジャンプして、本塁への送球を選択。苦しい体勢とは思えない、正確で力強いボールを送り、三塁走者のトレイエスを刺した。衝撃的な美技に、場内は割れんばかりの大歓声。そして、スタンディングオベーションに包まれた。
地元テレビ局の実況は「ウルシェラの素晴らしいプレーです。アウトにしました! ジオバニー・ウルシェラ、なんて素晴らしいプレーでしょうか!」と大絶叫。解説者のリック・マニング氏も「ワオ。これがビッグリーグのプレーです。彼にしか出来ないプレーです。信じられないプレーです。完璧なストライク送球をしました。大きいプレーです」と脱帽した。
実況はリプレーを見ながら、再び「この送球を見てください。空中で回転しました! スタンディングオベーションです」とまくし立てる。マニング氏も「なんて美しいプレーしょうか」と、称賛し続けた。