「ハマの満塁男」!? DeNA桑原、入団6年目で月間MVP初受賞「まさか」

DeNA・桑原将志【写真:荒川祐史】
DeNA・桑原将志【写真:荒川祐史】

7月1日の巨人戦で9回に起死回生の逆転満塁弾、出塁率.439をマーク

 DeNAの桑原将志外野手が7月の月間MVPを獲得した。入団6年目で初受賞となった。

 7月は打率.389、6本塁打、14打点をマーク。出塁率は.439と好数字を誇り、1番打者としてチームをけん引した。

「まさかプロに入ってから、月間MVPを受賞できると思っていなかったので、驚きと嬉しさと両方の気持ちが混じっています。春先は調子が悪い時期がありましたが、悪いからといって取り組みやリズムを変えることなく、試合に臨む準備をしてきたことが実った月だったのではないかと思います。これから勝たなくてはいけない試合が増えていくと思います。横浜DeNAベイスターズらしく、選手それぞれが、自分らしさを出していくことができれば、勝ちに繋がると思います。そういう試合を続けられることができるように頑張っていきます」

 球団公式HPには桑原の喜びのコメントが掲載。印象深いのは7月1日の巨人戦(東京ドーム)で、チームは2-1の8回に3点を奪われて意気消沈するなか、土壇場の9回2死満塁から桑原が、巨人の守護神・カミネロから逆転満塁弾を放ち、勝利に導いた。

 今季序盤は打撃不振に苦しんでいたが、ラミレス監督からの信頼も厚く、不動のリードオフマンとして起用され続けると、気温の上昇とともに復調。7月ではないが、8月4日の広島戦(横浜)でも今季2本目となる満塁弾を放っており、「ハマの満塁男」として活躍が光る。

(Full-Count編集部)

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