巨人快勝、阿部が2000安打へ「4」 マイコ10勝&石川3打点&宇佐見初ヒット

阿部は先制タイムリー含む2安打、2年目宇佐見はプロ初安打

 巨人は8日、本拠地で阪神に6-1で快勝した。阿部が先制タイムリーを含む2安打を放ち、通算1996安打として2000安打の偉業に「4」。石川が3打点を挙げた。先発のマイコラスは7回4安打無失点の快投で2年ぶりの2桁勝利となる10勝目(5敗)。阪神は先発・岩貞が6四球を与えるなど4回6失点と乱調だった。

 巨人は初回、1死一、二塁の好機を作り、阿部が打席へ。岩貞からライトへのタイムリーを放った。通算1995本目のヒットは貴重な先制打となった。

 2回には石川のソロ本塁打で追加点を奪った巨人。すると、3回には岩貞の制球の乱れからビッグイニングを作る。陽、マギーが連続四球後、坂本はセカンドライナー。陽が飛び出して痛恨の併殺となる。しかし、ここで阿部がライトに運び、2打席連続ヒット。偉業へM4となる1996本目のヒットで空気を変える。

 すると、村田は四球で再び満塁。長野の押し出し四球、石川の2点タイムリーで5-0に。小林は敬遠気味にこのイニング5つ目の四球。ここでピッチャーのマイコラスがタイムリーを放ち、6点差とした。

 マイコラスは危なげない投球。3回まで1安打に抑えると、4回には2本のヒットで1死一、二塁とされるも、鳥谷、大和を打ち取って無失点。5、6回は3者凡退に抑え、7回も四球とヒットで1死一、二塁とされたが、伊藤隼、西岡を打ち取った。

 8回は2番手・西村が無失点に抑える。その裏には、この日1軍に昇格した宇佐見がプロ初ヒットをマーク。9回は田原が1点を失うも、勝利した。

(Full-Count編集部)

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