ロッテ今季最多19安打&17得点 伊東監督「なんで今日は粘りがあるの、と」

ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】
ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】

ソフトバンクとの乱打戦を制す、「いつもこれだけ打ってくれると…」

 ロッテは8日、今季初の先発全員安打、今季最多の19安打&17得点とソフトバンクとの乱打戦を17-8で制した。

「いつもこれだけ打ってくれると、こんなに差を広げられることもなかった」

 伊東監督の第一声は、遅すぎた大爆発に苦笑まじりだった。初対戦のソフトバンク石川に関しては「真っすぐが速い投手で、カーブを有効に使うと聞いていたが、風のせいかカーブの曲がりが大きく、ボール球が多くて、けっこう見極めができていた」と回顧。「選手に『なんで今日は粘りがあるの』と逆にこちらが聞いたぐらい」だったという。

 2回の田村の先制タイムリー二塁打に始まり、3回には角中、根元の適時打、4回は荻野貴に昨年8月27日のソフトバンク以来の本塁打も飛び出した。7回に石川が突如つかまり、6点を失って3点差に詰め寄られても、その裏に代打井口のタイムリー、8回には中村の2ランなどで5得点と突き放した。

「ソフトバンク、西武との6連戦。何とか意地を見せないと。6連戦の頭をとれた。明日以降につないでいきたい」と伊東監督はさらなるナインの奮起を期待していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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