ロッテ唐川、5勝目へカギは先頭打者 過去2戦は初回に失点「防がないと」

ロッテ・唐川侑己【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・唐川侑己【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

初回失点が響き自身2連敗中「まずは先頭打者を出さないこと」

 立ち上がりをテーマに、ロッテ唐川侑己投手が10日のソフトバンク戦に先発する。今季4勝9敗と負けが先行しているが、ピッチング自体は安定感があり、味方の援護があれば、もっと勝ち星を増やせたはず。だが、拙守にも足を引っ張られたりと、投球内容のわりに結果が伴っていなかった。

「まずは先頭打者を出さないこと。初回に点をとられているが、それを何とか防がないといけない」と唐川。連敗した7月26日、8月3日の日本ハム戦では、いずれも初回に失点している。特に、3日は先頭・西川の右翼線二塁打が2失点のきっかけになっているだけに、試合への入り方が鍵になってくる。

「確かに立ち上がりは難しいですが、自分に出来ることをやるのが第一。(プロ10年目も)まだまだこれから。しっくりいっている(投球フォームの)いい部分を失わないようにしたい。相手がどこであろうと勝つために最善を尽くすこと」とソフトバンク相手に臆するところはない。

 クーラーをつけっぱなしにして、8時間は寝ていると言う。睡眠時間の確保と水分補給で暑い夏場を乗り切り、自身の連敗阻止へ準備を整えている。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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