ホークス松本、今季最終“鷹祭”で先発「チームが勝てるような投球を」

ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

中継ぎでの調整に手応え「腕がしっかり振れるようになった」

 14日、ソフトバンクは日本ハムと今カードの3戦目を“鷹の祭典2017 in 大阪”と題し、京セラドーム大阪で開催する。その試合に先発登板するのが、3年目右腕の松本裕樹だ。

 今季は5月9日に1軍登録された松本は、当初救援で起用されたが、5月27日の日本ハム戦から先発に回った。先発した9試合は2勝3敗、防御率5.12と安定せず。調整のために先発から外れ、8月4日、6日の埼玉西武戦に中継ぎとして登板し、無失点に抑えた。中継ぎとしてマウンドに上がったことで「腕がしっかり振れるようになった」と手応えを話す。

 日本ハムとは今シーズン3度対戦し、6月29日には5回2/3を投げて勝利投手となった。パ・リーグで唯一の白星を挙げている相手だけに「(対戦した)経験を生かして、しっかりと投げていければ」と前向きだ。

 今季ここまで6勝1敗できている“鷹の祭典2017”のラストを飾る登板にもなる。7月31日の日本ハム戦で行われた東京の“鷹の祭典”では、5回持たずに3失点と結果を残せなかったが、「最後なのでチームが勝てるようなピッチングをしたい」と意気込む。

 和田毅の復帰が見えてきた中、終盤戦の先発ローテに生き残るためにも、しっかりと結果を残したい。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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