鷹サファテが史上2人目の3年連続40セーブ 工藤監督脱帽「ただただすごい」

ソフトバンクのデニス・サファテ【写真:(C)PLM】
ソフトバンクのデニス・サファテ【写真:(C)PLM】

首位ホークスがオリに1点差逃げ切り、2位・楽天と今季最大のゲーム差3

 ソフトバンクが快勝し、楽天に今季最大の3ゲーム差をつけた。16日のオリックス戦(ヤフオクD)。同点で迎えた6回に1点をリードすると、リリーフ陣をつぎ込んで2-1と逃げ切り、工藤公康監督は「守り勝った。みんなで守って、守って、でしたね」と安堵の表情を浮かべた。

 両チームが1点ずつ奪い合って迎えた6回2死で、松田が左翼席への19号ソロを放って勝ち越しに成功。先発の石川は5回まで1失点と好投していたが、指揮官は思い切って継投に打って出て、6回から嘉弥真、森、岩嵜、そして守護神のサファテとつないで、1点のリードを守り抜いた。

 9回にはサファテが、先頭の吉田正を四球で歩かせた。1死二塁から、中島に左前に落ちる安打を打たれたが、中村晃が本塁への好返球で走者を刺して同点となるのを防ぎ、指揮官は「素晴らしかった」と絶賛。3年連続の40セーブを達成したサファテについては「ただただすごいなと思うばかり。本当に申し訳ないんですけど、コンディションについては常に話をしていこうというのは決めている。休ませるところは休ませる、投げるところは投げるというのを続けていこうと思います」と語った。

 楽天が西武に敗れたため、ゲーム差は今季最大の3に拡大。それでも、指揮官は「そこというよりは、目の前の試合を戦うことが何より。そこを考えるのは残り20とか、10試合になってから」と、これまでの通りのカード勝ち越しを目標に据えていた。

【動画】史上2人目の快挙 ホークス・サファテの3年連続40セーブ達成の瞬間

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