7度目の4連敗、オリ福良監督が「1番やってはいけないこと」と指摘した場面

オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】
オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】

逆転負けで4連敗、オリックス福良監督「あの1点は防がないと」

 オリックスは今季7度目の4連敗を喫した。16日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。3回に先制に成功したものの、ひっくり返されての逆転負け。ヤフオクドームで7連敗となった福良淳一監督は「あの1点は防がないと。1番やってはいけないこと」と、先発の松葉が6回に松田に浴びた決勝のソロ本塁打を悔やんだ。

 3回に先頭のマレーロがソロ本塁打を放って1点を先制したが、その直後に1死二塁から松葉が川島に中前適時打を浴びて同点とされた。左腕は5回まで4安打1失点と好投していたが、6回2死、松田に2ボールから甘くなったボールを左翼席に運ばれ、これが決勝点に。指揮官は「やってはいけないことと、分かっていたかどうか。キャッチャーは分かっていたみたいだけど、投手にそれが伝わっていたかどうか」とした。

 8月13日の楽天戦で受けた死球の影響で主砲のロメロが欠場した打線は、マレーロのソロで奪った1点のみ。9回1死二塁から中島が、サファテから左前安打を放ったが、二塁走者の安達が本塁で刺され、反撃ムードはしぼんだ。これで4月15日の対戦で勝って以降、敵地での白星はなしとなり、今季のソフトバンク戦の負け越しも決まった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY