ハム栗山監督と通算100号レアードの“絆”「日本のお父さん」「俺はお前の親父」

指揮官が評価するレアードの明るさ「俺がレアードから学んだことも大きい」

 栗山監督は「あいつによく叱ってますけど、本人に“俺はお前の親父なんだ。言うこと聞け”という風に言っているのが、そういう表現になったと思います」と照れくさそう。それでも「本当に良かった」と自分のことのように喜んだ。

 一昨年のシーズン終盤にレアードを使い続けた理由について質問された栗山監督はこう答えている。「どんなに苦しくても常に前向きであることが大きい。とにかく明るく元気。そこが彼の良さ。慣れるのは時間がかかるし、こちらが理解することも必要。俺がレアードから学んだことも大きい」。異国の地で明るさを失わず、日本の野球に順応して3年目で100号に到達した。

 今季27号。本塁打争いでソフトバンクの柳田と並んでトップに立った。ここ9試合で5本と量産体制に入り、3年連続30発と2年連続本塁打王がはっきりと見えてきた。

【動画】レアード来日100号のメモリアルアーチ

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