2位楽天とついにゲーム差「3.5」 絶好調の西武がパ・リーグを面白くする

楽天は3連戦最終戦で苦手イメージを払拭できるか

 埼玉西武相手に痛恨の連敗を喫した楽天。この日は左太もも裏の負傷からペゲーロが7月23日以来の復帰を果たし、定位置の2番に座った。頼もしい男が戻って1安打を放ったが、チームは無得点。先発の美馬が8回完投するも、自身初の2桁勝利はならなかった。ゲーム差を3.5とされ、首位の福岡ソフトバンクとの差も3に広がった。

 両リーグで唯一100試合を消化していない楽天。これを優位と見ることもできるが、疲労がたまっている終盤戦に過酷な連戦が残されているという見方もできる。対戦成績で唯一負け越しているのが埼玉西武。クライマックスシリーズでの対戦も有力視されるだけに、苦手イメージを少しでも払しょくしたいところだ。

 3連戦最後の先発は埼玉西武がエース・菊池、楽天が安楽。リーグトップの防御率、奪三振を記録中の菊池で手堅く勝利すれば、ますます上位争いが分からなくなる。対する楽天は相手の好調打線を食い止め、何とか3タテを阻止したいところだ。

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