代打安打のMLB記録迫るイチロー、米紙に複雑心境吐露 記録は“やり抜く力に”

“代打のエキスパート”は「想像したことない」、「慣れることはない」

 同紙は今季、イチローの先発試合がわずか17試合にとどまっていることに触れつつ、代打で73試合に出場していることを紹介。「彼はドン・マッティングリー(監督)が頼りにするピンチヒッターである」と評した。

 ここぞという場面での打撃を期待されるイチローは記事の中で“代打のエキスパート”としての役割について「想像したことはありませんでした」、「慣れることはないと思います」としつつ、代打での出場に関して否定的な考えではないことも強調している。

 2004年にシーズン最多の262安打という金字塔を打ち立て、10年連続で200安打超え、メジャー3000安打到達など数々の記録を刻んできた43歳。現在も通算3066安打まで伸ばして歴代22位とランキングを駆け上がる裏で、与えられた役割を懸命にこなそうとする様子がうかがえる。

 オールスター以降は打率.324と調子を上げ、代打でも打率.274をマークしているベテラン外野手。残り43試合でどのような活躍を見せてくれるのか、注目だ。

(Full-Count編集部)

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