先発5戦目でプロ初勝利を目指す日ハム上原「攻撃的な投球を心がけたい」

日本ハム・上原健太【写真:石川加奈子】
日本ハム・上原健太【写真:石川加奈子】

課題は立ち上がり「どんな印象を与えるか」

 日本ハムの上原健太投手が20日、本拠地での西武戦に先発する。2年目で目指すプロ初勝利へ「攻撃的な投球を心がけたい」と意気込んでいる。

 7月23日西武戦でプロ初先発して以降、5試合続けての先発起用となる。「可能性を感じるから行っている。持っているものを引き出したい」という栗山英樹監督の期待を受けながらも、ここまで先発4戦4敗と結果を残せていない。

 反省を踏まえて、立ち上がりに細心の注意を払う。前回登板した13日のソフトバンク戦では、初回に松田に2ラン、デスパイネにソロを浴びて3失点。その後は2回から6回まで1安打無失点に抑えただけに、悔やまれる初回だった。

「立ち上がりでどんな印象を与えるかが課題。攻めているという風にちょっとでも思ってもらえたら」と上原は直球主体で押していくつもりだ。

 西武打線については「長打が続く可能性もあれば、足を絡める攻撃もある。どこでもホームランがあるし、どこからでもチャンスをつくれる」と印象を語る。リーグトップの打率を誇る強力打線からプロ初勝利をもぎ取ることができれば、2年目左腕の成長が一気に加速するに違いない。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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