DeNA、CS争いへ正念場 広島との本拠地3連戦、飯塚は起爆剤になれるか

DeNA・飯塚悟史【写真:荒川祐史】
DeNA・飯塚悟史【写真:荒川祐史】

巨人に3連敗、厳しい状況で広島3連戦へ

 リーグ3位のDeNAは22日から、本拠地で首位・広島を迎えて3連戦に臨む。

 2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を目指すDeNAは18~20日に同4位の巨人戦に今季初となる3タテを食らい、2ゲーム差まで接近された。厳しい状況で首位を走る広島との3連戦を迎える。

 初戦を任されるのは3年目の飯塚。登板が予定されていた15日の中日戦が雨で中止となり、7月30日の巨人戦以来の1軍登板となる。強打を誇る広島打線を相手に20歳右腕が好投し、プロ初勝利を収めることがあれば、チームは一気に勢いに乗ることができそうだ。

 持ち味でもある、直球での強気な内角攻めができれば、フォークやスライダーが生きてくる。プロデビュー戦となった6月19日のオリックス戦では落ち着いた投球を披露して5回2安打無失点。大一番でも平常心で、リードを保って中継ぎ陣にバトンを渡せるかがポイントとなってくる。

 DeNAは広島相手に8勝9敗で、ほぼ互角の成績を残しているだけに苦手意識はなさそうだ。先週のローテーションでいくと、好調のウィーランドと今永の登板が予想される。飯塚が起爆剤になることができれば、3タテも見えてくる。

(Full-Count編集部)

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