田中将大がDL復帰後初戦で7回6安打3失点の力投、大量援護で9勝目の権利

タイガース戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
タイガース戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

4イニングで3者凡退の快投も、7回にカステラノスに2点弾を浴びる

 ヤンキースの田中将大投手は22日(日本時間23日)、敵地でのタイガース戦に先発し、7回を投げて1被弾を含む6安打4奪三振無四球3失点(自責3)の力投を披露。味方打線の援護にも恵まれ、今季9勝目の権利を持って降板した。

 前回9日(同10日)ブルージェイズ戦の後、右肩の炎症で故障者リスト(DL)入りした田中は、復帰後初戦となる重要な試合で圧巻のパフォーマンスを披露した。初回に味方打線がいきなり3点を先制。大きな援護をもらってマウンドにあがった田中は、1回と2回を連続3者凡退とすると、3回に2死一塁からキンスラーに中堅へタイムリー二塁打を運ばれたが、失点はこれだけ。4回と5回は再び連続で3者凡退。6回に先頭イグレシアスに遊撃内野安打を許したが、続くキンスラーを三ゴロ併殺にしとめ、この回も打者3人で終わらせた。

 打たせて取るピッチングで6回を投げ終えても、球数はわずか74球。味方打線は3回に4点、5回に2点、7回に2点と効果的に加点し、マウンド上の右腕を盛り立てた。

 7回のマウンドに戻った田中は、1死からヒックスに左翼へ二塁打を浴びて1死二塁。ここでカステラノスに右翼へ2点弾を運ばれた。さらにロマインに左翼線へ鋭い打球を運ばれたが、左翼手ガードナーが二塁へ好返球してロマインは走塁死。最後はマキャンを三ゴロに打ち取り、この回は2失点でしのいだ。

 田中は7回を投げ終え、90球64ストライクで降板。8回からのマウンドを救援に託した。

(Full-Count編集部)

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