ホークス今季初7連勝で貯金最多39 柳田29号2ラン&石川、笠谷で完封リレー

西武は3連敗

 ソフトバンクが今季初の7連勝で、貯金を今季最多の「39」とした。23日の西武戦(ヤフオクD)。序盤から打線が爆発し、2回までに6得点。大量リードを奪って、9-0と圧勝した。

 初回2死一塁から柳田がキングトップタイに並ぶ29号2ランを放って幸先よく先制。2回は2つの四球でチャンスを作ると、本多、明石が連続適時打、今宮が中犠飛、中村晃が右翼線への適時二塁打と、4者連続打点で4点を追加。5回には1死一、二塁で松田が21号3ランを放って、リードを9点に広げた。

 先発の石川は140キロ台後半の真っ直ぐとパワーカーブ、スライダーを織り交ぜて西武打線を手玉に取った。許した安打はわずか3本。大量援護ももらい、危なげなく7回まで無失点で投げ抜いた。8回からは2014年のドラフト4位・笠谷が初の1軍登板。2回を無失点で投げ、試合を締めくくった。

 前日22日に自力優勝が消滅した西武は3連敗となり、首位ソフトバンクとの差は10ゲームに。今季ここまで7試合に先発し、6勝負けなしだった先発の岡本が大炎上。5回途中までに8安打2本塁打を浴びて9失点でKOされた。打線も石川の前に3安打。今季初めて2試合連続の零封負けを食らい、今季の敵地でのソフトバンク戦は1勝10敗と惨憺たる結果となっている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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