イチロー決勝3ラン、MLB216勝の名投手が称賛「怪物並みのパワー」

右中間スタンド最深部に代打決勝弾を放ったマーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
右中間スタンド最深部に代打決勝弾を放ったマーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

カート・シリング氏がイチローの“パワー”称賛

 今季3号本塁打を放ったマーリンズ・イチロー外野手について、メジャー216勝の名投手がそのパワーを称賛している。

 43歳の外野手は22日(日本時間23日)、ダブルヘッダーとなった敵地フィリーズ戦の1試合目に代打で出場。3-3の同点で迎えた7回無死一、二塁の場面で相手先発ノラから右中間席へ勝ち越しの3ランを放った。結果的にこれが決勝弾となり、マーリンズは12-8で勝利した。

 データ解析システム「スタッツキャスト」によると、この一発は432フィート(約132メートル)の飛距離を記録。MLBが同システムを導入以降、自身最長の本塁打となった。一方、直後に本塁打を放ったマーリンズ主砲スタントンの飛距離は346フィート(約105メートル)で、イチローの飛距離は今季メジャートップの46本塁打を誇るチームメイトを上回った。

 スタントンの飛距離を超えたことが現地で話題となり、地元記者がツイッターで両者の数字を速報すると、これに反応したのがフィリーズ、ダイヤモンドバックス、レッドソックスなどで活躍した名投手カート・シリング氏だった。

今季は2013年以来の複数安打をマーク

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