里綾実は「世界最高」 米メディアが女子野球特集、トップ10に日本人6選手
女子W杯で5連覇中の日本、「トップ選手のリストを独占」
米メディアが選出した女子野球選手トップ10に選手が入り、1位に里綾実投手(兵庫ディオーネ)が選ばれている。米野球専門メディア「ベースボール・アメリカ」電子版が特集している。
現在、侍ジャパン女子代表は世界でも圧倒的な強さを誇っており、昨年、韓国・釜山で開催された「第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ」で全勝優勝。前人未到の5連覇を達成した。今年9月には「第1回 BFA 女子野球アジアカップ」(香港)が控えており、大会には若手選手の育成、競技力向上を目的に18歳以下の若いチームで臨む。
このタイミングで「ベースボール・アメリカ」は女子選手の特集を実施し、「日本がトップ女子選手リストを独占」の見出しでレポート。掲載されたトップ10の選手のうち、6人が日本人選手となった。
トップに選出されたのは里。昨年のW杯で2大会連続のMVPに輝いている27歳の右腕は「世界最高の女子野球選手が誰であるかに疑いの余地はほとんどない。アヤミ・サトが登板すれば、サトが支配し日本が勝利することだろう。その変化、深さ、そして安定してストライクゾーンに投げる彼女の能力のため、サトの変化球は女子野球随一だ」と評されている。
また3位に六角彩子内野手、4位に川端友紀内野手、5位に清水美佑投手、9位に笹沼菜奈投手、10位に荒木未来投手が選ばれた。そのほか、トップ3にはアメリカのサラ・ハデク投手が2位に入っている。
今回の特集では日本の強さの要因について女子のプロリーグの存在を挙げ、「そのとびきりの経験が国際競争で成果をもたらす」と伝えている。