ホークス2年目小澤がプロ初1軍昇格、緊張で「どう動いていいか分からない」

ソフトバンク・小澤怜史(中)【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・小澤怜史(中)【写真:福谷佑介】

23日には笠谷がプロデビューし、2回を無失点の好投

 ソフトバンクの2年目・小澤怜史投手が24日の西武戦(ヤフオクD)からプロ入り初の1軍昇格を果たす。

 23日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)で、中継ぎとして1イニングに投げていた右腕。昨夜、遠征先で1軍昇格の知らせを受け、この日朝に帰福して試合前練習からチームに合流した。23日の同戦でデビューし、2イニングを投げた笠谷俊介投手に代わって、出場選手登録される予定だ。

 2015年のドラフト2位で日大三島高校からソフトバンクに入団。今季はオープン戦で1軍に同行したものの、ペナントレースが始まってからの昇格は初で「緊張しています。どう動いていいか分からない」と初々しさを見せた。

 今季ウエスタン・リーグでは25試合に投げて5勝3敗、防御率は5.22とイマイチながら、「ここ数試合はいい感じで投げられています」と現在3試合連続で無失点中。8月19日の同リーグ中日戦(タマスタ筑後)では最速149キロをマークしていた。

 前日にプロデビューを飾った3年目の笠谷は、2イニングを無安打無失点に抑える上々の内容だった。笠谷の次は小澤。若手が続々と出てくるソフトバンクで、また新たな若い力にアピールのチャンスが巡ってきた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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