ロッテ関谷が今季初勝利、吉田と組んだ“日大三高”バッテリーで6回無失点

ロッテ・関谷【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・関谷【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

高校同期の吉田に感謝「吉田のリードと野手のおかげ」

 ロッテ関谷が24日、本拠地での楽天戦で6回無失点投球を披露し、今季初勝利を挙げた。

 7月12日の西武戦以来、今季3度目の先発。昨年5勝したが、今季はまだ勝ち星なし。だが、吉田との日大三高同級生バッテリーで「序盤のピンチをよく乗り切った。大量点の感じだったが、よく0点で抑えた」と伊東監督も粘りを評価した。

 初回、先頭茂木をストレートの四球で歩かせ、ペゲーロには右翼線二塁打で無死二、三塁とし、クリーンアップを迎える大ピンチ。だが、ここでウィーラーを右飛、アマダーを遊飛、銀次を二ゴロに抑えた。

 2回も2死満塁でペゲーロを迎えたが、投球の軸になったチェンジアップで二ゴロ。102球4安打で6回を投げ切った。

「左打者への投球が課題」と英二投手コーチが指摘する通り、茂木には2打席連続四球と苦労した。試合後、初勝利を飾った関谷は「吉田のリードと野手のおかげで勝たせてもらった。フォームも吉田や投手コーチのアドバイスで修正できた。遅すぎる勝ち星だが、ホッとしている。残り1試合1試合、しっかり投げていきたい」と巻き返しを期していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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