大乱闘はどちらが挑発? 壮絶殴り合いのカブレラ「くたばれと言われた」

「何も言っていない」、「くたばれと言われた」

「ニューヨーク・ポスト」は試合後、選手たちの証言を交えて乱闘の裏側を詳報。6回に最初に殴り合いとなった当事者の一人であるロマインは記事の中で「どうかしたのかと、彼(カブレラ)は聞いてきたんだ」と振り返り、「『君とは関係のないこと』と僕は言った。そして彼は僕を押してきたんだ。彼が対立を望んでいるように思えた。そして僕はできる限り自分を守ろうとした。彼には何も言っていないよ。彼には何も言う必要がなかったからね」とあくまでカブレラが挑発してきたと主張している。

 一方、カブレラは背後を通過した投球について「特に問題はなかった」としつつ、ロマインに対しては「落ち着け」となだめたと主張。その際、「指図するな」、「くたばれ」と言われ、口論へと発展したとしている。

「だから、ホームプレートに行った時、『何か問題があるのか』と言ったんだ。そしたら彼は『何だ?』と言ってきた。『落ち着かせようとしてるんだ。虚勢を張っているな』と言うと、彼はマスクを取った。争いを望んでいるかのようにね」

 カブレラは記事の中でそう振り返っている。どのようなやり取りがあったかは当事者しかわからないが、その後の壮絶な乱闘を見ると、お互い怒り心頭だったことだけは間違いない。結局、10-6でタイガースが勝利した一戦は今後に遺恨を残しそうだ。

(Full-Count編集部)

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