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広島快勝でM20 先制弾の田中、グランドスラムは「アマ時代も記憶にない」

広島は26日、マツダスタジアムで行われた中日戦に6-2で勝利し、優勝へのマジックを20とした。先発の薮田が7回2失点で12勝目を挙げ、打線は田中がプロ初の満塁本塁打で試合の流れを決めた。

広島・田中広輔【写真:荒川祐史】
広島・田中広輔【写真:荒川祐史】

終盤にはベテランを休ませる起用法に緒方監督「続けていくつもり」

 広島は26日、マツダスタジアムで行われた中日戦に6-2で勝利し、優勝へのマジックを20とした。先発の薮田が7回2失点で12勝目を挙げ、打線は田中がプロ初の満塁本塁打で試合の流れを決めた。

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 緒方監督は「2回の4点で薮田も楽になった」と田中の満塁弾を勝因に挙げた。田中自身も「チャンスだったので、打てる球は手を出していこうと思った。いい感じで、回転で打てた」と振り返った一発。グランドスラムは「あまり覚えていないけど、アマチュア時代を含めても記憶にない」と生涯初の一打だったことを示唆した。

 自身の登場曲の歌詞に「いつか逆転満塁ホームラン」とあるほど、本塁打にはこだわりのあるリードオフマン。今季初のお立ち台は「できればこのまま立たずに終わりたかった。目立つタイプでないし、あまり好きではないので」と殊勝なところも見せた。

 緒方監督は「昨日と同様に7回、8回の1点ずつで、チームが楽になった」と、貴重な追加点を挙げた安部と途中出場の堂林も評価。リードしている状況の終盤でエルドレッドや新井などベテランを休ませる選手起用は、先を見据えたものであり、さらに若手にチャンスを与える機会でもある。「こういう形の選手起用を基本的に続けていくつもりだし、選手がどんな働きをするのか、最後まで見極めたい」という指揮官の視野は、リーグ連覇よりもさらに先まで見ているようだ。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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