ロッテ、今季初4連勝 伊東監督「これだけ負けていたら、特に意識はない」

ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】
ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】

2戦連続で首位叩き、ペーニャの一発には「来年残れるようにアピールしてほしい」

 ロッテが2試合連続の首位叩きに成功した。26日のソフトバンク戦。角中、ペーニャの本塁打でソフトバンク先発の千賀を攻略すると、先発の涌井ら投手陣がリードを守って6-3で快勝。今季初めて、ソフトバンクにカード勝ち越しを決めた伊東勤監督は「ここにきて4番が打ってくれている。今日の(4回の)1点は効いた」と主砲の一撃をたたえた。

 2回無死一塁で、角中がフルカウントからの6球目を右翼席に運んだ。4号2ランで2点を先制すると、4回先頭で打席に入ったペーニャが7号ソロ。千賀の抜けたフォークを逃さず、左翼席上段へと運んだ。この日、2つの四球も選んで勝利に貢献した助っ人砲を指揮官は「今日はよくボールが見れていた。タイミングが合っていた。本人のためにも、来年残れるようにアピールしてほしい。明日もやってくれたら」と語った。

 先発の涌井は5回4安打1失点で6月23日のオリックス戦(ほっと神戸)以来の白星となる4勝目。指揮官は「スピードガンよりも良かったと思う。勝っていなかったので、今日はという感じで投げてくれたと思う」と称え、5回88球での降板については「力が入らなくなったみたいで代わりました。自分から」と説明した。

 右腕の降板後はリリーフ陣がソフトバンクの反撃をしのぎ、今季初の4連勝。伊東監督は「特に(4連勝に)意識はないよ。これだけ負けていたら、ない」と話していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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