ロッテ井口、福岡最後の試合に「4番・DH」で先発　元同僚の和田と「夢対決」

スタメン発表ではロッテとソフトバンクのファンから大歓声

　今季で現役を引退する井口資仁内野手が、27日のソフトバンク戦（ヤフオクD）で「4番・DH」でスタメン出場する。

　この試合後の28日に出場選手登録を抹消されることが決まっている井口。9月24日の日本ハム戦（ZOZOマリン）が引退試合となる井口にとっては、かつてダイエー時代にプレーした福岡での最後の試合。スタメンが発表されると、ロッテファン、ソフトバンクファン問わず、スタジアム全体から大きな歓声と拍手が上がった。

　この日、ソフトバンクの先発マウンドに立つのは、ダイエー時代にチームメートだった和田毅。左腕は左肘の遊離軟骨除去手術からの復帰登板となる。当初はシーズン中の復帰も微妙と見られていたが、予想以上の回復ぶりで1軍の舞台に戻ってきた。その復帰戦が、奇しくも井口の福岡でのラストゲームに。8年間を過ごした福岡での最後の試合で、井口vs和田の夢の対決が実現することになった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）