ソフトB和田が復帰登板で快投、3勝目&1500K サファテはタイ記録43セーブ

ソフトバンク・今宮健太【写真:(C)PLM】
ソフトバンク・今宮健太【写真:(C)PLM】

和田は6回無失点9Kの快投、チームは連敗を2で止める

 ソフトバンクが復帰戦となった和田毅投手の好投で、連敗を2で止めた。27日のロッテ戦(ヤフオクD)。約4か月半ぶりの1軍マウンドとなった左腕が6回を無失点に抑える好投を見せ、打線は中盤の3得点で援護した。

 6月に左肘遊離軟骨の除去手術を受け、4月7日の西武戦(メットライフ)以来の先発だった和田。初回に2つの三振を奪い、3者凡退の立ち上がりを見せると、その後も快調にアウトを積み重ねていった。4回には大嶺翔、清田、井口と3者連続空振り三振。今季限りで引退する、ダイエー時代の同僚・井口からの三振で、節目の1500奪三振を達成した。

 5回には先頭の角中の中前安打と2つの四球で2死満塁とされたが、荻野貴を三ゴロに打ち取り、ピンチを脱出。6回は2つの三振を奪って3者凡退で片付けた。6回の攻撃で3点のリードとなったところで降板。勝利投手の権利を持って、リリーフ陣に後を託すと、モイネロ、岩嵜、サファテが無失点リレーでつなぎ、完封勝ちを収めた。和田は3勝目。サファテは43セーブ目をマークし、2016年に自身がマークしたパ・リーグ記録に並んだ。

 ロッテは連勝が4でストップした。この日は今季限りで現役を引退する井口が、8年間を過ごした福岡でのラストゲームで「4番・DH」で先発出場。2回の第1打席で、ダイエー時代のチームメートだった和田から左前安打を放ち、4回の第2打席では和田の通算1500奪三振となる空振り三振を喫した。井口は4打数1安打。先発の二木は8回まで投げて3失点とゲームを作ったが、打線が3安打と援護できなかった。

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