ソフトBサファテが43S目、1週間ぶり登板も3者凡退締めでリーグ記録タイ

ソフトバンクのデニス・サファテ【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
ソフトバンクのデニス・サファテ【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

史上最多記録更新まで残り4セーブ「更新できたらいいね」

 ソフトバンクのデニス・サファテ投手が、自身が昨季打ち立てたパ・リーグ記録に並ぶ43セーブ目をマークした。27日のロッテ戦(ヤフオクD)。3点リードの9回にマウンドに上がると、自慢の豪速球はこの日も唸りをあげ、あっさりと3者凡退に切って試合を締めくくった。

「今日はどんな展開でもいかせてもらうと話していた」という守護神。この日が左肘手術の復帰登板となった和田が6回無失点と好投すると、モイネロ、岩嵜と繋いだバトンが回ってきた。先頭のサントスを空振り三振に切ると、加藤は平凡な右飛。最後は、井口の代打として登場した肘井を3球連続ストレートで空振り三振に切り、和田に復帰白星を届けた。

「和田が戻ってきて、素晴らしいピッチングをしてくれた。もう1本、柱が出来た。チームにとって大きいし、今日勝ったことが大きい」と、まず和田の復帰を喜んだサファテ。自身は8月19日の楽天戦(Koboパーク)以来登板機会がなく、1週間ぶりにマウンドで「空きすぎると変な感じはする。ブルペンでも変な感じはしたけど、仕事が出来て良かった」と、胸をなで下ろした。

 3点差のセーブシチュエーションでの登板を、キッチリと抑えて43セーブ目。「あと4セーブ取れて、(46セーブのプロ野球)記録を更新できたらいいね。残り26試合、この前の西武3連戦のようなこともあるし、投げない試合もあるだろうけど、自分の仕事をやる中でセーブがつけばいいね」

 2005年の中日・岩瀬仁紀、2007年の阪神・藤川球児が持つ46セーブのプロ野球記録更新を射程圏に捉えた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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