ダルビッシュ復帰登板で5回を1発含む6安打3失点の粘投、7Kも9勝目ならず

ブルワーズ戦に登板したドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦に登板したドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

初回に味方ミスで先制許し、3回に被弾を含む2失点

 ドジャースのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発し、5回を投げて1被弾を含む6安打7奪三振3四球3失点(自責3)だった。3点リードを許したまま降板し、9勝目には届かなかった。腰の張りで故障者リスト(DL)入りしていたが、この日復帰。復帰登板を白星で飾りたかったが叶わなかった。

 不運な立ち上がりだった。1回先頭ソガードに四球を与え、1死からウォーカーに左前打を許し、1死一、三塁とする。続くショウを遊ゴロ併殺に打ち取ったかに見えたが、名手シーガーがまさかのトンネル。これで1点の先制を許す。

 2回はボートに左前打されるが、後続3人を3者連続三振。だが、3回1死からペレスに13号ソロを中堅スタンドに運ばれ、2点目を失った。続くウォーカーに四球、ショウに右翼へ二塁打され、1死一、三塁としたところで、サンタナに中堅へタイムリーを浴び、3点目を奪われた。

 4回を3者凡退としたが、ここまでで球数は79球。マウンドに戻った5回、先頭ソガードに右越え二塁打、ペレスに四球で無死一、二塁のピンチを迎える。だが、ここでウォーカーを遊ゴロ併殺に打ち取ると、2死三塁から2安打されているショウを空振り三振に斬り、何とか無失点で切り抜けた。

 5回を95球(62ストライク)で投げ終えたところで降板。苦しいながらも粘投したが、打線の援護に恵まれず。DLから復帰後初戦を白星で飾れなかった。

(Full-Count編集部)

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