ダルビッシュ日米初10敗目、5回3失点と粘投も援護及ばず、チームは惜敗

ブルワーズ戦に登板したドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦に登板したドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

DLから復帰初戦で5回6安打3失点、移籍後4戦目で初黒星

 ドジャースのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発し、日米を通じて自身初となる10敗目(8勝)を喫した。腰の痛みで入っていた故障者リスト(DL)から復帰初戦は、5回を投げて1被弾を含む6安打7奪三振3四球で3失点(自責3)。打線の援護を待ったが、一歩及ばず。チームは2-3で惜敗し、ダルビッシュは移籍後4戦目で初黒星がついた。

 DLから復帰後初登板となったこの日。1回先頭ソガードに四球を与えると、1死後にウォーカーの左前打で一、三塁とする。続くショウを遊ゴロに仕留めたかに見えたが、遊撃シーガーが捕球ミスし、1点を先制された。3回には1死からペレスに13号ソロを中堅スタンドへ叩き込まれ、1死一、三塁からサンタナに中堅へタイムリーを運ばれて3点目を失った。

 5回には先頭から右越え二塁打と四球で無死一、二塁のピンチを迎えたが、後続を遊ゴロ併殺と空振り三振に仕留めて無失点。この回を投げ終えて、95球62ストライクで3点リードを許したまま降板。6回のマウンドから中継ぎに託した。

 チームは救援陣が無失点リレーをしたが、6回裏にシーガーとターナーの連続タイムリーで2点を返したものの一歩及ばず。チームは惜敗し、ダルビッシュには黒星がついた。自身初の10敗目とはなったものの、投球自体は力強く、腰の張りの影響を感じさせる様子はなかった。次回先発では圧倒的なピッチングで、チームを勝利へ導きたい。

(Full-Count編集部)

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