米マイナーで悲劇、胸に死球受けた打者が心臓発作で病院搬送、と米報道

試合の舞台となったテンピ・ディアブロ・スタジアム【写真:Getty Images】
試合の舞台となったテンピ・ディアブロ・スタジアム【写真:Getty Images】

重態で病院に搬送されるも状態は安定、と伝える

 ブルワーズ傘下マイナーチームでプレーするフリオ・メンデス内野手が26日(日本時間27日)、試合中の打席で胸に死球を受け、心臓発作で重態となり、病院に緊急搬送されるという悲劇が起きた。球団公式サイトなど複数メディアが報じている。

 傘下ルーキーリーグのアリゾナリーグ・ブルワーズでプレーする20歳の内野手は、フェニックス近郊のテンピ・ディアブロスタジアムで行われたエンゼルス傘下チームとの公式戦に出場。9回に打席に立った際、オースティン・クルゼミンスキー投手の死球を胸に受けた。メンデスは心臓発作を起こし、フィールド場で救急治療を受け、地元の病院に搬送された。試合はそのまま中止になったという。

 ベネズエラ出身のメンデスは2014年に入団。マイナーで4年目で打率.241、58打点という数字を残している。メンデスはいまだ重態ではあるが、状態は安定しているという。

 ブルワーズのカウンセル監督は27日(同28日)ドジャース戦前の会見で、「我々は彼のことを案じている。彼と彼の家族のことは頭を離れることがない。明らかに非常に恐ろしい状況だ。彼のことを思い続けている。非常に深刻な状態にあるから」と話したそうだ。

 死球を当ててしまったクルゼミンスキーも自身のツイッターを更新し、「皆さん、僕の願いを聞いてもらえるなら、フリオ・メンデスの無事を祈って下さい。そうしてもらえるだけで、本当に大きな意味を持ちます」と訴えかけ、メンデスの無事を祈っていた。

(Full-Count編集部)

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