5年連続黒字経営を誇る独立L新潟、若き社長池田氏に聞く球団経営の在り方

「独立リーグは野球を通じて地域活性化に貢献する使命があります」

 ハードオフエコスタジアム新潟には、私たちの会社の本社もあります。重要な拠点ではありますが、フランチャイズではなく、あくまでメイン球場です。主催36試合のうちここでは10試合。残り26試合は県内他球場で開催しています。2013年には6球場まで絞りましたが、今は12球場まで増やしています。

 独立リーグは野球を通じて地域活性化に貢献する使命があります。むしろ、ファンの底辺拡大、中長期的な選手のリクルーティングのためにもいろんな地域でホームゲームを開催できるのが独立リーグの強みなのかな、と思っています。今年は準加盟した茨城県民球団の関係者と連携して、茨城県のひたちなか市でも開催しました。選手はホームゲームでも当日に初めてその球場に着いて、その場で試合に臨むことになります。様々なグラウンドで試合を行うので大変だと思います。

 おかげさまで観客動員でも、2011年から6年連続で独立リーグ最多となりました。私たちは、会長、代表の私を入れても職員8人でやっています。マンパワーの問題で、主催36試合全てで強力な集客活動をするのは難しいのが現実です。そこで私どもは土日祝とNPB(巨人3軍、楽天2軍)との試合に注力しています。NPBの試合には大きなスポンサーも付いてくださっています。

 県内の12球場での試合では、地元の方の力をお借りしています。地域の子供たちに新潟アルビレックスBCの試合を地元の球場で観てもらうことができるのは、年に1~2日だけです。年1~2回の興行を後援会、スポンサーの方々も大事に考えてくださっています。10年かけて、どこの球場でも同じように興行ができるパッケージを作ってきました。

 試合運営には、ボランティアの方々の協力が不可欠です。そのノウハウは、サッカー、バスケットボールなど先輩諸クラブから教えていただきました。そういう部分でも恩恵がありました。

「プロ野球16球団構想が具体化した時に、アピールできれば」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY