松坂大輔、梵英心、杉内俊哉…今季1軍未出場の30歳以上の選手は?
セ・リーグは23選手
【セ・リーグ】23人
〇広島5人
江草仁貴投手(1980.9.3)
梵英心内野手(1980.10.11)
永川勝浩投手(1980.12.14)
赤松真人外野手(1982.9.6)
小野淳平投手(1987.4.5)
松坂世代の江草、梵、永川が出場していない。梵は2013年まで不動の遊撃手だったが田中広輔の登場とともに出場数が激減。1000本安打まであと10本に迫りながら今季は出場なし。2007年から3年連続30セーブを記録した永川も投げていない。赤松は1月に胃がんの手術をし、7月から練習に合流した。
〇巨人5人
杉内俊哉投手(1980.10.30)
ギャレット外野手(1981.6.21)
片岡治大内野手(1983.2.17)
松本哲也外野手(1984.7.3)
堂上剛裕外野手(1985.5.27)
かつてソフトバンク、巨人のエースだった杉内は2015年を最後に登板なし。ヤンキースの主軸を打ったこともあるギャレットも今季は2軍暮らし。西武からFA移籍した片岡、2009年新人王の松本、中日から移籍した堂上剛裕も出番がない。
〇DeNA4人
林昌範投手(1983.9.19)
大原慎司投手(1985.6.30)
小杉陽太投手(1985.12.8)
山崎憲晴内野手(1986.12.13)
巨人時代の2005年に18セーブ、DeNAに移籍してからも2014年に15ホールドを記録した林は足の故障もあって2015年を最後に出場せず。山崎憲晴も2016年シーズン前に左膝内側側副じん帯断裂の重傷を負い、2年連続で出場なし。捕手の黒羽根利規(1987.6.2生まれ)も出場がなかったが、日本ハムに移籍して1軍出場した。
〇阪神5人
安藤優也投手(1977.12.27)
高宮和也投手(1981.12.4)
小宮山慎二捕手(1985.11.26)
榎田大樹投手(1986.8.7)
今成亮太内野手(1987.10.06)
信頼感のあるセットアッパーだった安藤は今年中に40歳になるが出場なし。左の先発、中継ぎで活躍した榎田もまだ1軍で投げていない。今成は2軍では規定打席に達している。2014年は115試合に出たが今季は1軍で出場なし。
〇ヤクルト2人
古野正人投手(1986.9.27)育成
川端慎吾内野手(1987.10.16)
古野は昨年、右肩を負傷して育成枠でリハビリ中。2015年の首位打者・川端は椎間板ヘルニアの手術を受けることが発表された。
〇中日2人
山井大介投手(1978.5.10)
赤田龍一郎捕手(1988.1.7)
中日は5月中旬の時点では最多の9人もの30代になる選手が2軍でくすぶっていたが、その後、次々と1に引き上げられた。山井大介はすでに1軍に合流、31日には1軍初登板する見通し。
(広尾晃 / Koh Hiroo)