80年前の大記録に並んだスタントン、本塁打量産で近づく偉業の数々

3か月連続12本塁打なら史上4人目の偉業

 現地メディアもスタントンの本塁打に熱視線を注いでおり、試合後、ESPNは「ジャンカルロ・スタントンが18本塁打で8月記録に並ぶ」と速報。他メディアも「見よ:ジャンカルロ・スタントンが51本塁打目を放ち80年物の記録にも並ぶ」(米CBSスポーツ電子版)、「スタントンが51号を放つもウォーリーが5点献上しマーリンズはナショナルズに敗戦」(地元紙「サン・センチネル」電子版)、「スタントンが51号で8月記録に並ぶもナ軍がマーリンズを破る」(米FOXスポーツ電子版)と、見出しにはスタントンの文字が躍った。

 そんな中、同選手の記録を掘り下げたのは「マイアミ・ヘラルド」紙。「8月の砲声:スタントンがメジャー本塁打記録に並ぶ」との特集記事の中で、残り2試合で、8月の最多本塁打記録の更新がかかることをレポート。また7月、8月で放った本塁打が現在30本で、インディアンスなどで活躍したアルバート・ベルが持つ2か月連続の最多本塁打記録(31本)に残り1本となったことを紹介した。さらに9月も12本塁打以上を放った場合、3か月連続12本塁打となり、ベーブ・ルース、ジミー・フォックス、マーク・マグワイアに続き史上4人目となることも伝えている。

 バリー・ボンズ(73本)、マグワイア(70本)に次ぐシーズン70本塁打に近づくペースで本塁打を放ち続けているスタントン。残り31試合、その打撃から目が離せない。

(Full-Count編集部)

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