イチロー代打で空振り三振、好調スタントンも不発 マーリンズは痛い3連敗

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

スタントンの8月本塁打記録更新はお預け、相手右腕ストラスバーグに完封許す

 マーリンズのイチロー外野手は30日(日本時間31日)、敵地でのナショナルズ戦に代打で出場したが、空振り三振に倒れた。前日に8月18発のメジャー記録に並び、今季51本塁打としていた主砲ジャンカルロ・スタントンのバットからも快音は響かず。マーリンズは0-4で完敗し、逆転でのプレーオフ進出へ向けて痛い3連敗。ナショナルズにスイープ(カード全敗)を食らった。

 イチローは3点を追う8回、ステッケンライダーの代打で登場。1死走者なしで打席に立ったが、右腕ストラスバーグに2球で追い込まれると、最後は1ボール2ストライクから低めへのチェンジアップに空振り三振。前日に続く代打ヒットはならず、ジョン・バンダーウォールが1995年に記録したシーズン代打安打28本のメジャー記録にあと「5」のままとなっている。

 マーリンズ打線はストラスバーグに抑え込まれ、完封負け。好調のスタントンも4打数無安打に終わり、1937年にルディ・ヨークが打ち立てた8月の最多本塁打記録(18本)更新はお預け。ストラスバーグは9回6安打無失点の快投で、打っても5回に自ら先制ソロを放つ活躍だった。

 イチローはメジャー通算3069安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り「12」のまま。打率は.253となった。

(Full-Count編集部)

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