快投の日ハム有原を吉井コーチも称賛 「エースになってもらわないと困る子」

日本ハム・有原航平【写真:(C)PLM】
日本ハム・有原航平【写真:(C)PLM】

99球での1失点完投、栗山監督も絶賛「これが有原航平」「これが普通」

 日本ハムの有原航平投手が30日、ソフトバンク戦(旭川スタルヒン)で今季7勝目を挙げた。9回4安打1失点で今季初の完投勝利。「週の頭を任されているので、最後まで投げるつもりでした」と胸を張った。

 9回もまだ余力が残っていた。最後の打者・中村をこの日最速152キロ直球で三ゴロに仕留めた。99球での完投勝利。「市川さんが球数少なく配球してくれたので」と有原は真っ先に感謝した。

 継続して追求しているテーマ「腕を大きく振ること」がこの日はできた。「この1週間キャッチボールでフォームを修正しました。今日は腕が振れていました」と手応えをつかんだ。

 スライド登板の影響も感じさせなかった。「昨日はもともと雨だとわかっていましたし。ゆっくり休んで気持ちを切り替えました」。今季初めてスライド登板した8月2日のロッテ戦では8回12安打4失点で完投負けしたが、その時の経験を生かした。

吉井投手コーチも安堵「エースになってもらわないと困る子」

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