ドジャース足踏み5連敗、前田健太3回7失点に指揮官「序盤に遅れを取った」

ダイヤモンドバックス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

今季初の同一カード3連敗「3戦とも先発投手が苦しんだ」

 ドジャース前田健太投手が31日(日本時間9月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で3回7失点KOされ、自身は6敗目(12勝)、チームは5連敗を喫した。30球団最速で90勝に達したドジャースが、ここへ来て失速。今季初の同一カード3連敗に、ロバーツ監督は「3戦とも先発投手が苦しんだ」と声を落とした。

 前田は立ち上がりから苦しみ、初回に2点を失うと、2回にはアイアネッタの2点弾などで3失点。3回にもポロックの2点弾で2点を献上し、今季最短3回でメジャー移籍後ワースト7失点を許して降板した。

 チームはこれで今季初の同一カード3連敗、今季最長5連敗となった。同地区ライバルに喫した3連敗について、ロバーツ監督は試合後の囲み会見で「3戦とも先発投手が苦しんだ。3投手ともしばらく状態はよかったんだが」と力なく振り返った。敗因については、この日の前田も含め「序盤に遅れを取った。大量リードを許してしまった」と分析した。

 9月1日(同2日)の敵地パドレス戦では、腰の張りで故障者リスト(DL)入りしていたエース左腕カーショーが戦列復帰する。指揮官は「明日はカーショーが戻ってくる。いいスタートを切って、チームを軌道修正してくれたら」と、約5週間ぶりのエース復活に期待を寄せた。

(Full-Count編集部)

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