田中将大、日本人7人目のMLB通算50勝 101登板での到達は“ダル超え”最速

レッドソックス戦で好投するヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
レッドソックス戦で好投するヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

ダルビッシュは今年5月に109登板目で到達

 ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)の本拠地レッドソックス戦で日本人最速のメジャー通算50勝に到達した。地区首位を走るライバル相手に8回途中5安打3奪三振1失点の好投。チームを5-1の勝利に導き、自身3連勝で11勝目(10敗)を挙げた。ダルビッシュ有投手がレンジャーズに所属した今年5月に通算109登板目で50勝に到達していたが、田中は101登板目で達成し、日本人投手で最速となった。

 田中は渡米1年目の2014年に13勝5敗と大きく勝ち越すと、2年目も12勝7敗、3年目も14勝4敗と白星を大きく先行させてきた。4年目の今季は開幕から不安定な投球が続き、初めて2桁黒星を喫したが中盤以降復調。これで11勝10敗とし、通算50勝目を挙げた。

 日本人投手では7人目。以下がこれまで50勝以上挙げた日本人投手の通算成績。

野茂英雄 123勝109敗、防御率4.24
黒田博樹 79勝79敗、防御率3.45
岩隈久志 63勝39敗、防御率3.42
松坂大輔 56勝43敗、防御率4.45
ダルビッシュ有 54勝40敗、防御率3.41
大家友和 51勝68敗、防御率4.26

 ここまで50勝26敗と大きく勝ち越している田中はどこまで白星を伸ばしていくのか。今後の投球が注目される。

(Full-Count編集部)

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