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抜群スライダーで強力米打線から15Kも…秀岳館・川端が痛感した「1球の怖さ」

6回途中から中村奨成(広陵)に代わって、マスクを被ったのが今大会初出場の古賀悠斗(福岡大大濠)だった。

6回途中に降板するまでに15個の三振を奪った川端健斗【写真:沢井史】
6回途中に降板するまでに15個の三振を奪った川端健斗【写真:沢井史】

小枝守監督は投手陣評価「ベストピッチをしてくれた」

 2日(日本時間3日)に行われた「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ)のオープニングラウンド第2戦、米国戦。侍ジャパンU-18代表が0-4と完封負けを喫する中、小枝守監督が「ベストピッチをしてくれた」と称えていたのが投手陣の踏ん張りだ。先発した川端健斗(秀岳館)は、切れ味抜群のスライダーを駆使し、強打者が揃うアメリカ打線から6回途中に降板するまでに15個の三振を奪った。

侍ジャパンU-18代表、3投手で米国打線から圧巻23Kも打線沈黙で初黒星(侍ジャパン応援特設サイトへ)

「入りはうまいこといったんですけれど、1球の怖さを知りました」と本人が振り返ったのが、2回に6番・カサスに浴びた2ランだ。

 2ストライクと追い込みながら、外したはずのストレートが甘く入り痛打された。その直後に雷雨で1時間半の中断もあった。それでも「中断に打たれてしまうのはよくあるので、肝に銘じて気持ちを切らさずに投げよう」と集中力を切らさず、気持ちをミットに目がけた。変化球にタイミングが合っていない各打者を見て変化球を有効に使い、全員奪三振もマークした。

 慎重になりすぎてフルカウントになる場面が多く、球数は135球に。秀岳館では継投で勝ち上がってきたため、これほどの球数を投げたのは高校に入ってからはほとんどない。「そんなに投げていたんですね」と本人は試合後、やや驚いた表情を見せたが、「自分の納得のいくピッチングは全然できていないので、修正して次はもっと安心してみてもらえるようなピッチングをしたい」と最後まで反省の弁を口にした。

(沢井史 / Fumi Sawai)

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