ソフトB、サヨナラでM12 工藤監督「素晴らしい投手戦を見せてもらった」

和田の次回登板は球数制限なし、交代時には「今回まで我慢して、と言った」

 この日の和田には「100から110までの(球数)制限を考えていた」という工藤監督だが、次回の登板については「これからの状況もあるが制限なしでと考えている」と語った。

 7回降板後の和田には「『ナイスピッチング。次回は制限なしでいくから今回まで我慢してくれ』と言った」という。「勝たせてあげたかったが、チームが勝ったことで少しは報いることができたと思う」と改めて左腕エースの好投を称えた。
 
 打線がなかなか相手投手を打ち崩せない。それでも終わってみれば、マジック対象チームの楽天に3連勝だ。「いいバランス。打者が打てなくても投手が抑え、投手が点を取られたらすぐに打者が取り返して、リードしたら投手がしっかり抑える。よくみんな戦ってくれている」と、チーム全体としての勝利であることを強調する。

 また、この日は最初からサファテの登板は考えてなかったという。「明日の移動日を入れて2日休めるからね。また向こう(遠征先)に行って話はするけど、あとは岩嵜くんに対しても考えていきたいと思う」と、奮闘が続く中継ぎ陣への配慮を示唆。今後は6連戦がないだけに、ポストシーズンに向けてしっかりと中継ぎ陣の疲れを取っていきたいところだ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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