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米TVリポーターが放送中に素手キャッチ、ファン騒然「文句なしに25人枠」

メジャーに驚愕の“二刀流”が現れた。投手と野手の兼任でもなければ、選手と監督の兼任でもない。なんと、ダグアウト横から生放送中のリポーターが、顔色1つ変えずにファウルボールを素手でキャッチし、そのまま職務を遂行。そのプロフェッショナルぶりが、大きな話題となっている。

メッツのリポーターが三塁ダグアウト脇で美技披露

 メジャーに驚愕の“二刀流”が現れた。投手と野手の兼任でもなければ、選手と監督の兼任でもない。なんと、ダグアウト横から生放送中のリポーターが、顔色1つ変えずにファウルボールを素手でキャッチし、そのまま職務を遂行。そのプロフェッショナルぶりが、大きな話題となっている。

 驚きのリポートを届けたのは、メッツのTVリポーターを務めるスティーブ・ゲルブス氏。2日(日本時間3日)に敵地アストロズ戦で、その瞬間はやってきた。アストロズが拠点を置くヒューストンは、大型ハリケーン「ハービー」が直撃し、街中が大きな被害を受けた。ダブルヘッダーが行われたこの日。第1試合のゲーム中に、ゲルブスは復興に力を注ぐヒューストンの街の様子を、三塁側ダグアウト横のカメラ席から真剣な表情でリポートしていた。

「勇敢なストーリーをいくつか聞くことができました。小さなお子さん連れの女性は、アパートに24時間閉じ込められたまま、緊急救助隊との連絡も取れなかったそうです。あまりにも取り残された人々が多く…」

 テレビ画面が打席に立つラガレスに切り替わってもリポートは続いた。が、ラガレスが三塁方向にファウルを打った瞬間、ゲルブスの言葉がわずかに詰まり、客席から歓声が聞こえてきた。再び画面がダグアウト横に切り替わると、ゲルブスは何事もなかったかのように顔色1つ変えずにリポートを続けたが、その左手にはボールが1つ握られていた。

「取り残された人々が多く、連絡を取ろうとしたため…あ、私、今ボールをキャッチしました。だから、みんな歓声を上げてるんです」

 そう客席を指差しながら言うと、実況席は大爆笑。ゲルブスもようやく表情を崩して、見事に素手キャッチしたファウルボールを客席に投げ入れた。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」でも、この名キャッチをリポート。「ただただスペクタキュラーだ」「ゲルブスは一言も言い間違えなかった」「しかも、大したことじゃないように振る舞った」と驚きの声を並べた挙げ句、「彼と契約しろ!」とメジャー球団に呼び掛けた。

 ゲルブスも自身のツイッターで、この様子を報告しながら、「キャッチできてよかったです。それ以上に、復興中のヒューストンであった心揺るがす人々の話を伝えられたことがよかったです」と、職務遂行した喜びを綴った。すると、「あなたは文句なしに25人枠に入れますよ」「本物のプロ」「三塁は守れますか?」など、ファンから250件を超えるコメントが殺到した。

 残念ながら、敵地で3連敗を喫したメッツ。ゲルブスの美技を望むファンの声が多かったのも不思議はない。

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