レッドソックスがアップルウォッチでサイン盗み、厳罰の可能性と米報道
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レッドソックスはヤンキースのサイン盗みを逆主張
レッドソックスがアップルウォッチを悪用し、宿敵ヤンキースら対戦相手のサインを盗んでいたスキャンダルが発覚になった。地元紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。
記事によると、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、証拠となるビデオを添えて、MLBのコミッショナーに提示したという。かねてから敵地でのサイン盗みを疑っていたヤンキースは、レッドソックスのスタッフがアップルウォッチを見ながら、ビデオ解析担当者からのメッセージを選手に伝達。キャッチャーのサインを解析し、ピッチャーの球種を打者に伝えていた疑いが持たれていた。
この訴えを受け、MLBは調査を開始。レッドソックス側が当該スタッフのアップルウォッチ悪用を認めたため、厳罰を下す準備を進めているという。ヤンキースが証拠を提出した試合は、8月18日から20日に行われたボストンでの3連戦。田中将大投手の先発試合はなかったが、これまでもフェンウェイパークで日本人右腕の球種は打者に筒抜けだった可能性もある。
一方で、レッドソックスはヤンキースのサイン盗みを逆主張。ヤンキースの試合中継を担当する「YESネットワーク」の中継カメラの1台が、サイン盗みのために使われていると訴えているそうだ。
現在は地区優勝争いを繰り広げるなど、不倶戴天のライバル関係にある両軍だが、さらに因縁を深めることになりそうだ。
(Full-Count編集部)
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