イチロー代打で二ゴロ、代打93打席で歴代単独2位、チームは3連敗で借金4

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

歴代1位スタウブまで1打席に迫る

 マーリンズのイチロー外野手が5日(日本時間6日)、本拠地でのナショナルズ戦に代打出場し、二ゴロに倒れた。主砲スタントンにも一発が出ず、チームは1-2で惜敗。3連敗で借金4となった。

 0-1で迎えた7回2死二塁の好機。投手の代打で打席に立ったイチローは、左腕ソリスと対峙した。カウント2-2から6球目カーブを振ると、打球は二遊間へ。センター前に抜けるかと思われたが、二塁マーフィーが好捕して一塁へ送球。イチローは快足を飛ばして一塁を目指したが、間一髪のタイミングでアウトとなった。

 これで今季の代打打席数は93となり、マーク・スウィーニー(2008年)を抜いて、歴代単独2位に浮上。歴代1位ラスティ・スタウブの94打席(1984年)まで1打席となった。

 前日の中前打で日米通算5862塁打(メジャー3973、NPB1889)に達し、王貞治の日本最多記録に並んだ背番号51。この日は快音響かずに記録を伸ばすことはできなかった。イチローの今季代打安打数は24本で、ジョン・バンダーウォールが1995年に記録したメジャー記録の28本にも残り4本のまま。メジャー通算安打数は3070安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り11本となっている。

 また、田澤純一投手の登板はなかった。

(Full-Count編集部)

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