ダルビッシュ、史上最速1000奪三振も…5回に突如崩れ5失点KO、9勝目ならず

ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

4回までは本塁打の1安打のみも…3連続適時二塁打浴び降板、4戦連続白星なし

 ドジャースのダルビッシュ有投手は8日(日本時間9日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し4回1/3を投げて1被弾を含む5安打5失点6奪三振2四球で降板した。4回にメジャー史上最速での通算1000奪三振を達成。4回まで本塁打の1安打のみに抑えていたが、3点リードの5回に突如崩れて逆転を許し、KOされた。

 通算994奪三振でこの試合の迎えたダルビッシュは初回、2死からゴンザレスに先制弾を被弾。しかし、その裏にドジャースがターナーの逆転2ランなどで4点を奪い、援護した。

 その後は安定した投球を見せていたダルビッシュ。初回のアレナドに続き、2回はパーラ、デズモンドから連続三振。3回もルクロイ、マルケスを三振に斬って取った。そして、4回無死一塁の場面ではゴンザレスを空振り三振に仕留めて通算1000奪三振を達成。128試合での1000奪三振到達はメジャー史上最速となった。

 ところが、5回に突如崩れる。1死からアマリスタに二塁打を浴びると、ルクロイに四球。タピア、ブラックモン、ルメイヒューに3連続タイムリツーベースを浴びて4失点。4-5と逆転を許したところで無念の降板となり、9勝目はならなかった。

 この日は90球を投げてストライクは52球。防御率は4.25。これで4試合連続白星なしとなった。

(Full-Count編集部)

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