侍ジャパンが韓国に先制許すも即同点、決勝進出かかる一戦は一進一退

侍ジャパンU-18代表・西巻賢二【写真:沢井史】
侍ジャパンU-18代表・西巻賢二【写真:沢井史】

1回裏に3点先制を許すも、直後の2回に同点に追いつく

 侍ジャパンU-18代表は9日(日本時間10日)、「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ)のスーパーラウンド第3戦で韓国と対戦。今大会初先発のマウンドに上がった田浦文丸(秀岳館)が初回に打ち込まれ、3点ビハインドの立ち上がりとなったが、直後に打線が奮起。すぐに3-3の同点に追いついた。

 日本は1回表に1死から2番・小園海斗(報徳学園)が相手失策で出塁するも、続く安田尚憲(履正社)が遊ゴロ併殺に倒れた。

 その裏、日本は今大会で好リリーフを続けていた田浦が初先発。先頭チャンに内野安打を許した後、次打者の送りバントを自ら捕球。だが、二塁への送球が逸れて無死二、三塁のピンチを迎える。1死を奪った後で二ゴロの間に1点先制を許すと、続く5番イに左翼線二塁打を許して2失点目。さらに、6番チェに中前打を浴びて3点を失った。

 だが、2回表に日本も意地を見せる。1死から櫻井周斗(日大三)が中前打で出塁すると、続く中村奨成(広陵)が四球で一、二塁。ここで古賀悠斗(福岡大学附大濠)の打球を相手一塁手が捕球できず、ボールが右翼へ転がる間に1点を返す。なおも2死二、三塁の場面で、西巻賢二(仙台育英)の初球が暴投となり、三塁走者の中村がホームイン。さらに、西巻が左翼線へ落ちる安打を放ち、同点に追いついた。

 決勝進出には韓国戦勝利が絶対条件の中で、日本が意地を見せている。

(Full-Count編集部)

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