ロッテ荻野、決勝打に遊飛で本塁生還も 打撃好調は「遅いくらいだけど…」

ロッテ・荻野貴司【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・荻野貴司【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

9月は打率.425と絶好調「自分のスイングが出来ている」

 ロッテ荻野貴が12日のオリックス戦、シーソーゲームに決着をつけた。

 5-5の8回1死二塁で、近藤からこの日3安打目となる勝ち越しのセンター前タイムリーを放ち、ガッツポーズした。初回はルーキー山本から先制点の足掛かりになるレフト前ヒット。その後、三塁まで進み、福浦の遊飛を大城が後ろ向きでキャッチした瞬間にタッチアップ。2点目のホームを踏んだ。5回も中前打で福浦の適時打につなげた。

 シーズン前半は不振も、今季は故障もなく、9月は40打数17安打の打率.425。「大振りせず、しっかり自分のスイングが出来ている。(打ち始めるのは)遅いくらいだが、何とかチームに貢献して、残り、1試合、1試合頑張りたい」とお立ち台で宣言していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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