ハム大谷に熱視線、日本の報道にMLB公式サイトも反応「ポスティングされる」

日本ハム・大谷翔平【写真:(C)PLM】
日本ハム・大谷翔平【写真:(C)PLM】

日本の報道に敏感に反応「オオタニは多くのMLB球団の興味を引く」

 日本ハムの大谷翔平投手が今オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャーリーグ移籍の意思を固めたとする日本の報道に、米メディアも素早く反応した。MLB公式サイトは「二刀流スター・オオタニがポスティングでの移籍をすると報じられる」とのタイトルで大きく伝えている。

 大谷は12日の楽天戦で5回2/3を1安打無失点4奪三振3四球と好投。今季最速の163キロもマークし、初勝利を挙げた。この登板を見るため、メジャー16球団32人のスカウトが集結。レギュラーシーズンも残り1か月を切り、米国での注目度は日に日に高まっている。

 MLB公式サイトは、「Yahoo! Japanによると、日本のショウヘイ・オオタニは今冬にポスティングされるだろうと報じられている」と伝えた。大谷の成績や、今季は負傷で離脱していたことにも触れつつ、「しかし、最近の登板では、MLBスカウトたちに強い関心を抱かせた」と言及。これまでに、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMといった各球団の編成トップが訪れていたことも、改めて紹介する内容だ。

 さらに、「オオタニは多くのMLB球団の興味を引くことが予期される」と指摘。一方で、新労使協定の元では25歳以下の外国人選手の契約金が制限されるルールがあることも伝え、関係者の証言を元に「12球団は30万ドル(約3300万円)以上を彼に支払うことができない。ドジャース、ブレーブス、カブス、ホワイトソックス、レッズ、アストロズ、ロイヤルズ、アスレチックス、カージナルス、パドレス、ジャイアンツ、そしてナショナルズが含まれている」としている。

 本人や球団はまだ何も明かしていない中、まさにメジャーから熱視線を浴びている二刀流右腕。これからも、1つ1つのニュースに米メディアが敏感に反応することになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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