鷹バンデン、ヤフオクD不敗神話途切れる「フラストレーションのたまる試合」

ソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:藤浦一都】

オリックス・マレーロに3発被弾「ミスすることなく仕留められた」

 ついに不敗神話が途切れた。ソフトバンクのリック・バンデンハークが、初めて本拠地ヤフオクドームで負けた。13日のオリックス戦(ヤフオクD)。マレーロに浴びた3打席連続本塁打が響き、6回7安打5失点でKOされ「勝ちたかったけれど、結果的にこうなってしまった。チームに申し訳ない」と肩を落とした。

 2回にストレートを左翼席に運ばれると、4回には高めに浮いたカーブを左中間ホームランテラス席に運ばれる2ラン。6回にはスライダーを左中間席に放り込まれた。「カーブは失投だったが、1発で仕留められた。(3本目の)スライダーもそんなに悪いところではなかったけど、フルカウントだったから、もっといいカウントを作れたら良かった。ミスすることなく仕留められた」と振り返った。

 2015年の来日から、この日までヤフオクドームでは18試合に投げて、負けなしの14連勝中だったが、19試合目にして初黒星。さらにオリックスには来日後10試合に投げて9勝負けなしだったが、こちらも初黒星を喫し「自分のピッチングができなかった。自分としてはフラストレーションのたまる試合だった」と険しい表情だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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